RPAツールは企業ユースで使い物になるようなものが出てきている。こういったノンプログラミングツールはEUC(エンドユーザコンピューティング)を助けてくれる。
おかげでシステムを作る側が全く意識していなかったような使い方をされる可能性も出てきた。餅は餅屋。業務は業務部署が当然詳しい。RPAツールを使って別のシステムと別のシステムをつなぐような使い方もありえる。そしてその使い方が業務上すごく重要な役割を果たすことも当然ありえる。
システム更改で画面レイアウトが変わった時に騒ぎがおこる。
RPAツールが正常に動かない!
これじゃ業務にならない! の大合唱。
こうして思ってもみない方法でRPAツールが業務に組み込まれていたことに初めて気づく。RPAツールの画像認識技術が発展すれば、レイアウト変更には柔軟に対応できる。だが所詮プログラムなので、画面の「意味」を理解している訳ではない。だから処理が複数画面に別れたりしたらもうお手上げだ。そうなると怒る業務部署をなだめてRPAツールを新しい画面向けに調整してもらう必要がある。
でも、ほんとのロボットだったら対応できるのかもしれない(と未来に期待してみる)