素晴らしきテレワークの世界

週一回くらいの頻度でテレワークするくらいでも生活や人生観に変革が起きると思う。

そして人手不足時代。家にいる優秀な人材のスキマ時間で働いてもらうことが重要だ。そうなると計画的にタスクを細分化して割り振ること必須となる。日本が得意だった「すり合わせ」には膝突き合わせてのあうんの呼吸が必要たった。品質上必要な分野ではこれからも「すり合わせ」は競争力の源泉なのだから続けていく必要がある。だがタスクを細分化して多くの人に割り振るようなスタイルの仕事ではそうした「すり合わせ」は難しい。接合部分のアラはどうしても出てくる。だがそれは必要悪として神経質にならず前に進む必要がある。「すり合わせ」は誰も求めてもいない過剰品質だった部分も多分にある。

それより多様な人が多様な時と場所で同じ目的のために働くというのはとても楽しそうだ。

勿論、全ての人が最初から最後までテレワークで仕事が完結できるとは思わない。フェイス・トゥ・フェイスでの情報量は馬鹿にできない。それに人は社会的な動物だから孤独はツラい。週の半分はみんなで集まり、週の半分はテレワークするというのがモチベーションと孤立の観点でも良さそうだ。

いい時代になってきた。

時と場所は違えど同じ目的のために皆で力をあわせて働く。なんて素晴らしいんだ。