子供の授業参観に行った時に「教室はまちがうところだ」という詩を知った。みんなの前で話すのは怖いし恥ずかしい。けれど最初から上手にできる人なんていない。どんどん間違えていこうといった内容だった。心に残った。
社会人なって驚いたのは未来の予定をまるですっかり見通しているかのようにスケジューリングしてその通りに物事が進捗していくことだ。勿論ぜんぶ嘘っぱちだ。ごまかし二重帳簿の産物だ。
フォーターフォール型開発は(本当は日本の社会自体にある悪い点とも思うが)失敗や誤りを許容しない全体主義のようだ。
失敗を認め誤りを訂正することこそが科学の本質である。開発手法に民主主義を取り入れる必要はないが科学の考え方は取り入れるべきである。