かつて世界(インターネット)を真っ二つに分けて争ったブラウザ戦争の勝者だったハズのIEが消えていく。そしてIEの後継であるEdge(エッジ)がまさかのChrome(クローム)の軍門に降る。
まさに歴史の転換点。今度出るMSの折り畳みスマホはAndroidだというし。
往時のMSはこの世の春を謳歌していた。MSにあらずばヒトにあらず。世界中のハードメーカを従え、気に入ったソフトは買収するかツブして回り、瀕死のAppleはほんの気まぐれで救済してあげただけ。何をやっても許される泣く子も黙る世界最強のソフトウェア企業だった。
それが、いつからこうなったのだろ。テクノロジー業界でMSの動向がほとんど話題にならなくなって久しい。
そしてときたま話題になったと思ったら、今回のEdgeがChromium採用という信じられないニュース。いや、信じられないと思っているのはかつてのMSの栄光を知る年寄りだけで、若いWEB開発者には面倒な対応ブラウザが一つ減ったという少し嬉しいニュースでしかない。