無茶振りと日本語の問題

結局のところ、多くの場合それは日本語の問題なのだ。

そして数少ない例外。それはプロジェクト自身が数値化できる明確な目標を持たないことが原因だ。

そしてそれは特命プロジェクトとか、戦略的プロジェクトと呼ばれる。加えてそれは一種の公共事業のような性格を帯びるのが常である。

だから、若者よ。特命プロジェクトには注意しなくてはならない。

インフラ設計書

設計書が無くともモノが動く。さすれば設計書の存在理由とは? 

設計せずにモノは動かない。かといって絢爛豪華でメンテ不可能な設計書は不良資産でしかない。丁度いいくらいの設計書を捻り出す必要があるようです。

新年になったらお札の入れ換えを

ラックに神社のお札を貼ったり、マシンルームに神棚を設けるのは決して珍しいことではない。

安定稼働を願う心は時代が変わっても変わらないものなのです。でもクラウドになったらホント神頼みという形容詞がピッタリきます。お願い! 雲の上のひと! かめさま! って感じ。

*子供の頃、弟が神様のことをカメサマと呼んでた

フォーチュンクッキー

Wikipediaによると、元々日系人がアメリカに持ち込んだ北陸あたりの文化とのこと(お正月に神社で占いを煎餅に入れて配ったらしい)

戦争で日系人が消えたため、中国人がマネて中華料理屋で供し始めたのが今も続いている。なんかムカつく。

それは置いておいて、ITの世界でWEBで使うトークンを「クッキー」と名付けたのはUNIXのfortuneコマンドからの連想だと思う。fortuneコマンドはランダムで有名人の名言なんかを表示するプログラム。少し前まではUNIXにログインするとfortuneによるメッセージが表示されてた。

そんなクッキーも最近ではセッションハッジャックや情報漏洩の原因とされて悪者扱いされることも。欧州では通称クッキー法が成立。クッキーを使用することの許諾を求めるサイトも目立つようになってきましたね。

非人間的添付メール送信の図

いったい、いつ、誰が始めた風習なのであろうか・・・

暗号化した添付ファイルと、その解凍パスワードを別のメールにして送信する。

なんて・・・ばかばかしいのだろう。

通信を傍受しているハッカー様はなぜか二通目をメンドウに思ってスルーしてくれるのだろうか。

この風習は多くの企業に浸透しており、無駄になった時間はのべ数千万時間となるであろう。

日本のホワイトカラーは約3,000万人 年間で1人あたり1時間を添付ファイルの解凍パスワードの別途送信に費やしていると仮定する。

うち1,000万人が勤める大企業は、幸福なことに添付ファイルの暗号化と解凍メールの送信が自動化されているものと仮定する。

結果 年間2,000万時間がこの不毛な風習に費やされていることになる。

もっと恐ろしいことにこの風習が始まったのは去年や一昨年の話ではないのだ。

もしかしたらのべ数億時間が・・・