スマホと検索エンジンで情報を集め、量子コンピュータに学ばせる。その量子コンピュータが電脳世界を瞬時にクロールしていく。やがてコンピュータはある男を指し示す。この男が世界を将来破滅に導く蓋然性が99%あるという。政府はその男を捕らえて刑務所にぶちこむ。実はこの男こそ、コンピュータを停止しようと計画していたのだった。
SF映画で描かれてきた未来だ。しかもあまり明るくはない方の未来で。
スマホと検索エンジンで情報を集め、量子コンピュータに学ばせる。その量子コンピュータが電脳世界を瞬時にクロールしていく。やがてコンピュータはある男を指し示す。この男が世界を将来破滅に導く蓋然性が99%あるという。政府はその男を捕らえて刑務所にぶちこむ。実はこの男こそ、コンピュータを停止しようと計画していたのだった。
SF映画で描かれてきた未来だ。しかもあまり明るくはない方の未来で。
プロジェクトマネージャーは何でも屋である。「なんでも屋」の中にはサンドバックという役割が含まれている。そのサンドバックを殴るのはユーザ、プロジェクトメンバー、上司。あなたが家族や恋人、友人からも攻撃されていると感じている場合は病んできている証拠である。
また、マネージャーという名前ではあるが十分な権限が無いことがほとんどである。つまりプロジェクトマネージャーは十分な武器も無く360度から攻撃される戦場に突き出された生贄といえる。
ここで生き抜くには知恵と勇気とコネと人柄が必要となる。誰にでも務まる役割ではない。ならばプロジェクト・メンバーとなったら全力でプロジェクトマネージャーを支えようではないか。諸君!
5回なぜを繰り返して真因に到達するんだと。オエッ!
ほどほどにすれば良い方法だとは思う。ただミスした当人にやらせる方法では無いと思う。もし本当に真因に分析するなら他人がヒアリングして真因分析を進めるべきだ。当人には客観的な分析など不可能である。だって当人なんだから。
だが「5回のなぜ」はミスをした当人への罰として実に有効に働く点がおそろしいのである。「なぜの分析が足りない」という理由でエンドレスに責めることができる。そして責める側は後ろめたさを持つ必要が全くないのだ。なにしろ真因分析という大義名分があるからね。ウェッ!
セールスフォースが出てきてSaaSというものを初めて具体的に認識した。IaaSやPaaSの登場の頃にはSaaSのおかげで理解は早かった。ただ、その後Salesforceがどうなったかは知らなかった。Salesforceはどうなったか調べてみた。
日本国内のPaaS市場で第1位。日本国内の営業支援システムのマーケットシェアの過半数を握り、CRMの世界マーケットシェア第1位。なんと世界のソフトウェア企業ランキングでも第10位にくいこんでいる。従業員数が四万人近い大企業になっていた。
20年前の登場時から革新的な企業だった。世界中のソフトウェア企業がソフトウェアの販売競争をしていたころ真っ先にサブスクリプションを取り入れた。海賊版や不正コピーに悩まされることなく金のとりっぱぐれもない。そして利用者側はシステム構築はおろかシステム自体を持たなくてよい。ウィン・ウィンだ。他の会社とは全く違う事をやり始めた結果、大成功をおさめた。
革新的であればあるほど群れからははぐれてしまう。見た目には間違った方向に進んでいるようにも見える。だがその道が正しければブッチギリの一位になれる。Salesforceはそれを示している。
年を取ると無理が効かなくなる。
もちろん徹夜なんて無意味だとは思う。それでもリーマンたるもの無理や無意味に目をつぶりやらねばならない時もある。
誰が呼んだか(呼んでません)アイアム ジャパニーズビジネスマン。24時間戦えますか? と聞かれたら。イエス!タカス!と答えてヘリに乗りむチョップリフターをPGPで撃墜するエロテロリスト。
やっぱ徹夜はしないほうがいい。
プログラミングは難しい。教室のようなところで強制的に人に習うのは多くの人にとって理にかなっている。独学で習得できるような人はほんの一握りだろう。
だが、結局そんな一握りの人間が普通の人の百倍くらいの生産性を叩き出すのもプログラミングの世界の真実である。
だからといってプログラミングを学ばない理由にはならない。プログラミングはこれからの時代の必修スキルなのだ!
と80年代にも全く同じことを言われて仕事帰りのサラリーマンが街なかのパソコン教室でBASICを習ったのは公然の秘密だ
だがあの時は教養として学んでいた側面があった。現在のスクールは一種のサバイバル術としての側面が大きい。単純に日本が貧しくなったという一面はあるだろうが、広く一般にプログラミングが浸透したのは間違いない。
日本は情報化が早かった。そして生真面目にシステムを構築した。そのせいで使い物になるシステムがどこの企業にもあった。
で、使い物になるシステムだからやりたいコトが増えるたびに手を入れ続けた。ガラガラポンでイチから作り直す必要などどこにもない。なにしろ使い物になんだしし今まで動いてきたのだから。作り変えなんてリスクを取る必要はない。みんなサラリーマンだもの。変化は一番キライなのだ。
世界的に見ても日本はメインフレームの稼働率が高く、ITへ掛けるお金のほとんどが既存システムの維持費用に消えていく国となった。イノベーションのジレンマとはうまいこと言ったものである。
この状態を内部から変えることは多分永久にできない。だから通産省のレポートをありがたい。日本人はお上に弱い。このレポートを口実にして2025年までに基幹システムの刷新を進めることができるかもしれいない。
やったらやったでうまくいくはずと僕は楽観している。
ケン・トンプソンとデニス・リッチーによってUNIXは作られた。
ケンが作ったB言語をリッチーが改良してC言語を作った。最初はアセンブラで書かれたUNIXはC言語で書き直された。
あっさり書くとあっさりしているのだがトンデモナイ偉業である。二人のウォズニアックが出会ってマックとハイパーカードを作った感じである。二人ともウォズであり、ジョブスはいないのでUNIXはビジネスにはならなかった。欲しい人にはタダでコピーを配っていた。
まさか半世紀たってもUNIXがバリバリに使われているとは思わなかっただろう。二人にはMacOSやLinuxは古臭いOSに見えているに違いない。
結局、五十年もの間ケンとリッチーの二人に匹敵する才能の持ち主は生まれなかったのだ。
それくらい秀丸が大好きなのだ。
無きゃ無いでなんとかなる気もするが、離れてみるとありがたみが身にしみる。
マクロが織りなす自動化の調べ。矩形選択と正規表現のハーモニー。強調表示の色とキーのカスタマイズがいざなう無限の宇宙。
秀丸はいちエディタではなく環境そのものだと言われる ゆえん である (誰も言ってないが…)
ソフトとハードは思ったよりも離れていない。ソフトがハードを擬態できるのは仮想マシンとしてよく知られている。逆にハードの方でソフトでやっていた仕事を高速化したのがL3スイッチ。ソフトで実装されたルーターは淘汰されスイッチにほぼ全て置き換えられてしまった。ソフトとハードが思ったよりも離れていない良い例である。