目標管理のような評価制度は難しい。誰も満足はしない。
人は自分を客観視できない。だから自分の評価は気づかないうちに甘くなる。そしてそれが上司の評価との間のギャップを生む。
上司も部下をまともに評価することはできない。細かい仕事など把握していないからだなので目にとまりやすい目立った働きが評価され、人知れず会社のために、みんなのために頑張ったとしても、それは評価には結びつかない。
だから社内営業が大切となる。頑張ったら、頑張ったことを知ってもらうよう努力しなければならない。
誰もいない森の奥深くの、さらに奥の奥の秘境で大きな木が倒れた。はたしてその木が倒れた音は鳴ったといえるだろうか?
この世で誰も聞いていなかったのならその音は鳴っていなかったも同じだという話がある。
それでも人知れず頑張らなければいけない時もある。その時は自分で自分を慰めてあげよう。他人に求めてはいけない。自分が自分を褒めてあげるのだ。
自分はかっこいいヒーローだったと。自己満で前に進むのだ。進まないより百倍マシだ。