いったい、いつ、誰が始めた風習なのであろうか・・・
暗号化した添付ファイルと、その解凍パスワードを別のメールにして送信する。
なんて・・・ばかばかしいのだろう。
通信を傍受しているハッカー様はなぜか二通目をメンドウに思ってスルーしてくれるのだろうか。
この風習は多くの企業に浸透しており、無駄になった時間はのべ数千万時間となるであろう。
日本のホワイトカラーは約3,000万人 年間で1人あたり1時間を添付ファイルの解凍パスワードの別途送信に費やしていると仮定する。
うち1,000万人が勤める大企業は、幸福なことに添付ファイルの暗号化と解凍メールの送信が自動化されているものと仮定する。
結果 年間2,000万時間がこの不毛な風習に費やされていることになる。
もっと恐ろしいことにこの風習が始まったのは去年や一昨年の話ではないのだ。
もしかしたらのべ数億時間が・・・