ケン・トンプソンとデニス・リッチーによってUNIXは作られた。
ケンが作ったB言語をリッチーが改良してC言語を作った。最初はアセンブラで書かれたUNIXはC言語で書き直された。
あっさり書くとあっさりしているのだがトンデモナイ偉業である。二人のウォズニアックが出会ってマックとハイパーカードを作った感じである。二人ともウォズであり、ジョブスはいないのでUNIXはビジネスにはならなかった。欲しい人にはタダでコピーを配っていた。
まさか半世紀たってもUNIXがバリバリに使われているとは思わなかっただろう。二人にはMacOSやLinuxは古臭いOSに見えているに違いない。
結局、五十年もの間ケンとリッチーの二人に匹敵する才能の持ち主は生まれなかったのだ。