IBMのキーボードは良い。
というよりIBMのノートパソコンThinkPadは良い。
というよりThinkPadについているトラックポイント(IBM製のノートパソコンのキーボードの中央に付いている赤いボタン状の突起物のこと)が良い。
すべてのマウスはトラックポイントになるべきであるとさえ思う。
最初は慣れないかも知れないが1日もすればマウスより快適にポインタを操作できる。
なにしろマウスから手を離す必要がないのだ。こんなに嬉しいことはない(アムロ)。
しかもIBMから「IBM Space Saver II Keyboard」が発売され、どんなパソコンを使っていてもトラックポイントを使うことができるようになった。
仕事上サーバのコンソールを使う必要が時々ある。
ラックからモニタとキーボードを引き出して使う。
IBM製のラックだと大抵Space Saver II Keyboardが収まっている。
何しろ普段から使い慣れたキーボードだからストレスフリーで扱える。
サーバのコンソールを使うなんて時は大抵ろくでもない時である(障害の調査や何かの変更作業)そんな時に余計な事に神経を使わなくて良いのは助かる。(例えばhpのコンソール用キーボードは使いにくい小さなトラックボールだった)
「IBM Space Saver II Keyboard」は製造停止となり、何と後継機にはタッチパッドが付いてしまった。
普段はタッチパッドは無効にしているので、特に気にならない。それどころかタッチパッドが付いたことでアームレストが付いており大変快適で気に入っている。
ただタッチパッドは、2回触れると「ダブルクリック」になる。
この一点を以てしてサーバのコンソールに相応しくない。
ダブルクリックしたポインタがバッチ処理のプログラムを指していたら?
情報システム業界でオペミス(オペレーションミス)と呼ばれる過失である。
でもこれは人が悪いのではなく、キーボードが悪いのだ。
このようなタッチパッドには厚紙でも張ってふさいでしまうに限る(実際そうなっているサーバコンソールのキーボードを見た事がある。